↑CT検査が終わってごはんを食べる銀
早く結果が知りたくて、迎えの時間よりも早くに病院に着いた。
待合室できれいな映像を見ながら、不安と期待で心臓はばくばくしていた。
準備が整ったところで、担当の先生から診察室に呼ばれたので入ると
モニターに映し出された銀の顔のCT画像が写っていた。
(今回は鼻腔に異物の可能性とのことで、頭部だけのCTを依頼していた)
画像を見た瞬間に声が漏れた。
「あー・・腫瘍ですね・・」
担当の先生も
「そうですね、ちょうど1.5センチほどの腫瘍があります。
ただ、今回はMRIではないので、どんな腫瘍なのかはわからないんです。」
ということだった。
治療方法についても質問したけど、外科手術か放射線治療か抗がん剤のどれかだけど
ここでは判断できない、という回答だった。
そりゃそうか、ここは治療はしない場所だった。
とりあえず、検査結果のデータを病院へ送っておくので、今後の治療方針については
かかりつけ医の先生と相談して・・と言われて病院を出た。
帰りの車の中で
いろんな感情が私の頭とお腹の中で渦巻いた。
原因がわかって安心?したと同時に、治療すれば治るのか
以前のようにごはんをもりもり食べて元気になるのか
「あとどのくらい一緒にいられるのか」
不安な感情が一気に押し寄せてきて、ハンドルを握る手にじんわり汗が滲んだ。


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