病気の発覚まで-銀の場合-その7

↑CT検査が終わってごはんを食べる銀

 

早く結果が知りたくて、迎えの時間よりも早くに病院に着いた。

待合室できれいな映像を見ながら、不安と期待で心臓はばくばくしていた。

 

準備が整ったところで、担当の先生から診察室に呼ばれたので入ると

モニターに映し出された銀の顔のCT画像が写っていた。

(今回は鼻腔に異物の可能性とのことで、頭部だけのCTを依頼していた)

 

画像を見た瞬間に声が漏れた。

「あー・・腫瘍ですね・・」

担当の先生も

「そうですね、ちょうど1.5センチほどの腫瘍があります。

ただ、今回はMRIではないので、どんな腫瘍なのかはわからないんです。」

ということだった。

 

治療方法についても質問したけど、外科手術か放射線治療か抗がん剤のどれかだけど

ここでは判断できない、という回答だった。

そりゃそうか、ここは治療はしない場所だった。

とりあえず、検査結果のデータを病院へ送っておくので、今後の治療方針については

かかりつけ医の先生と相談して・・と言われて病院を出た。

 

帰りの車の中で

いろんな感情が私の頭とお腹の中で渦巻いた。

原因がわかって安心?したと同時に、治療すれば治るのか

以前のようにごはんをもりもり食べて元気になるのか

 

「あとどのくらい一緒にいられるのか」

 

不安な感情が一気に押し寄せてきて、ハンドルを握る手にじんわり汗が滲んだ。

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